厚生労働省の調べによると、日本の男性の育休所得率は、2021年度わずか14%程度。今年10月には育児・介護休業法が改正され、男性の育児休業取得促進への取り組みが進められています。
そんな中、男性社員の育休取得率が4年連続100%を達成している丸井グループにおいて、実際に1カ月の育児休業を取得した社員にインタビューしました!
3歳の長男と生まれてくる第二子、二人の子育てとなるとパートナーの負担が大きいと考え、「1カ月間は育休を取得したい」と思っていました。特に新生児期は3時間おきの授乳や寝かしつけ、長男に対するケアなど一人では体力的にも精神的にも難しいことが大きいため、パートナーの睡眠と自由時間の確保を第一に考え、出産後なるべく早いタイミングで取得しようと思いました。
パートナーが安定期(妊娠4カ月)に入ったころに上司やチームメンバーに報告し、育休を取得したい旨を相談しました。実際の業務分担は、育休に入る約3カ月前から段階的にスタートし、早めに業務分担を始めたことで自分にしかわからない業務内容をなくしたことで、安心して育休に入ることができました。おかげで、育休中の1カ月はメールチェックなども一切せず、育児に専念する毎日でした!
丸井グループはもともと男性育休取得率100%なので、パートナーの妊娠を報告したタイミングで上司から「おめでとう!育休はいつ取るの?」と声をかけてくれました。また、「期間はどのくらい取るの?」と聞かれたことで、男性も育休は希望するタイミングに長期で取るもの、と考えてくれているのが伝わり、安心して育休の取得申請を出すことができました。
また、同じ課のメンバーも快く受け入れてくれましたし、どうやったら自分がいない間の業務を滞りなく進められるか、担当を超えて皆でアイデアを出しながら考え、協力して送り出してくれました。
新生児のお世話...ではなく、イヤイヤ期真っ最中の長男のお世話です(笑)。お風呂や着替えなど、「ママじゃないと絶対いや!!」ということも多々あり、なるべくパートナーが長男に接する時間を増やしてあげるなど、長男の心のケアも意識しました。そのおかげか、赤ちゃん返りのようなことはほとんどなかったように思います。
上の子のケアも兄妹の育児にとって大切なことでした
長男が喜んで食べてくれる料理が増えたことです。育休を取得したことで家族で食卓を囲む機会も増え、長男の食の好みに合わせたメニューをつくったり、今までつくったことのないメニューにもトライすることができました。
また、長女を毎日お風呂に入れてあげられたことや、日々の成長をより実感できたこともうれしかったです。新生児期はあっという間に表情も変わるので、その貴重な時間を家族と過ごすことができて充実した毎日でした。
取得の意志を固めたら、できるだけ早く共有することで、周囲の理解も得やすくなり、皆が自分事として考えてくれると思います。「自分が休むことでチームメンバーの負担になるのでは?」と考えてしまいがちですが、引継ぎや共有を通じて、業務の見える化が進むことにもなり、チームメンバーのバリューアップやチーム力の向上につながると感じました。サポートは率先してお願いしましょう!
育休はゴールではなくスタートです。パートナーと協力して家事・育児をすることで、相手の状況の気づきが深まったと思います。また、一過性で終わらせず、"気づきを継続して活かし続けること"が大切だと感じました。
パートナーの育休取得によって短い時間ながらも一人の時間が持つことができ、適度にリフレッシュできました。上の子はまだママっ子のため、二人で出かけたり遊ぶ時間をつくり、ケアすることもできました。夜中の授乳で寝不足ではありましたが、日中に赤ちゃんの相手や食事づくりなど、家事をやってもらうことで体力的にも助かりました!
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— この指とーまれ! │ 丸井グループ (@maruigroup) November 17, 2022
丸井グループ、
男性社員育休取得率が4年連続100%
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1カ月の育休を取得したパパ社員にインタビューしました
新生児とイヤイヤ期真っただ中の二人育児に奮闘!
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