働き方
2025.1.21

カラフルキャリア ~私の原動力~#12 「チームメンバーやお客さまからの応援を力に」

丸井グループでは「お客さまのお役に立つために進化し続ける」「人の成長=企業の成長」を経営理念に掲げ、人的資本経営に取り組んでいます。手挙げ制による自主的な学びの場への参加やグループ間職種変更など、多くの社員がさまざまな経験をそれぞれのキャリアに役立てて活躍しています。 連載「カラフルキャリア~これが私の原動力~」では、多様なキャリアで活躍する社員に注目し、その原動力をひも解いていきます。今回は、「好きを仕事に活かす」をテーマに、「好き」を応援するカードの新規券面開発で活躍する水科さんにお話を聞いてきました。

目次

    エポスカードを「持ってて良かった!」と思ってほしい

    ──水科さんは現在どのようなお仕事をされていますか?

    エポスカードの営業推進部という部署で、アニメやゲーム、キャラクターなどの「好き」を応援するカードの新規開発と利用促進を行っています。
    その中でも、私はキャラクターをメインに開発していて、好きなキャラクターをエポスカードにすることができました!新規券面だけでなく、すでに発行開始しているものも現在は9つのタイトルを担当しており、カードをお持ちのお客さまとの接点を持ち続けるためのキャンペーンの施策立案、コミュニティサイト運営なども行っています。

    ©Moomin Characters™   
    Sirotan LICENSED by creative yoko © CREATIVE YOKO
    水科さんが開発したエポスカードの一部

    ──もともとカード事業に興味があったのですか?

    もともとはファッションの勉強をしていたり、アルバイトで接客をしていたこともあり、接客がしたくて入社したので、入社前はカード事業への関心はありませんでした。ただ、接客だけでなく、丸井グループはさまざまな事業があるので、いろいろなお仕事をやってみたいなとも思っていました。

    ──なるほど。そこから現在のエポスカードのお仕事をなぜするようになったのですか?

    入社後は接客がしたいという希望通り、丸井のメンズブランドの「VISARUNO(ビサルノ)」でオーダースーツやネクタイの販売を担当していました。

    VISARUNO時代の仲間と

    その後、有楽町マルイのエポスカードセンターに希望して異動。カードセンターは、カード発行やカード利用額のお支払についてのご相談など、はっきりと目的をもって来店される方がほとんどで、お困りごとがある方も多く、それを一緒に解決していく、という接客スタイルがすごくすてきだなと思って希望しました。

    そこでは有楽町マルイに出店いただいているテナントさまにエポスカードに関する研修などのコミュニケーションを行ったり、アニメイベントや近隣施設のパスポートセンターと連携してエポスカードの新規会員募集など行っていました。

    有楽町マルイエポスカードセンターの時の写真(左下が水科さん)
    パスポートセンターでの活動が社内で表彰されました!

    5年前に現在所属している部署も希望して異動したのですが、有楽町マルイのイベント会場でカードの募集をしている時に、その場で入会していただくとイベントに関連した限定特典がもらえたりするのですが、すでにエポスカードをお持ちだと「もうエポスカード持ってるから特典がもらえない」と残念に思われる方がいらっしゃいました。
    この経験から、「やっぱりエポスカードを持っていて良かった」って思っていただけるような取り組みをしたいと思い、現在の部署に異動の希望を出しました。

    ──その想いは叶えられましたか?

    紆余曲折ありましたが、私自身もファンであるキャラクターのカードを作成した際には、カード券面だけでなく、貯まったエポスポイントで交換できるオリジナルマスコットもつくりました。ファンとして「どんな特典なら喜んでいただけるか?」をポイントに考え、ほかにもカードデビュー1周年などのタイミングで「対象のエポスカードで規定以上の金額をご利用いただくと抽選でオリジナルグッズをプレゼントする」というキャンぺーンも実施し、すでにエポスカードをお持ちのお客さまにも喜んでいただくことができました。

    エポスカードオリジナルマスコットを愛でる水科さん

    「ムーミン エポスカード」のご利用キャンペーン

    「『好き』を応援する」を極めたい

    ──好きなキャラクターをエポスカード券面にできたとのことですが、「好き」を仕事に活かそうと思った理由は何だったのでしょうか?

    もともとぬいぐるみやキャラクターが好きで、「自分の好きなキャラクターのクレジットカードを持ちたい!」と思ったからです。
    あと、「エポスカードになることで喜んでくれるファンの方がきっといるだろう」とも考えていました。
    ちょうど、会社の方向性としても、これまではアニメやゲームの券面がほとんどでしたが、新たなジャンルを開拓していこうというタイミングだったので、それも提案するうえで大きかったと思います。

    ──まさに水科さんの「好き」が会社の方向性と合致していたのですね!では、お仕事をしていく中でのやりがいは何ですか?

    2つあります。
    1つは、「コンテンツを通じてお客さまの『好き』を応援することができる」ということです。
    SNSでの声が、私の今の仕事に対する反応と直結しているなと思っていて。
    例えば、キャラクターのエポスカードがデビューした時に、SNSでファンの方の「エポスカードにしてくれてありがとう」「担当者の方さすが!」というようなお褒めの言葉があると、とてもうれしいですし「やって良かった!」と思います。

    もう1つは、「お取引先さまと信頼関係をつくり、ゼロから大きな企画を生み出すことができる」ということです。
    「しろたん エポスカード」を作成した際には、エポスカードの発行に加え、丸井のイベントチームと連携して、マルイ店舗でのイベントも実施しました。
    展示会でしろたんのブースを見つけてお声がけしたのがきっかけで取り組みをスタートさせたのですが、エポスカード券面のデザインや、会員特典を決める際も、お取引先さまも一緒になって考えてくださいました。
    25周年というタイミングだったので、店舗イベントも同時に開催し、周年を盛り上げるという取り組みはお取引先さまにもとても喜んでいただいて、やりがいを感じました。

    会員特典と店舗イベントの様子

    「しろたん エポスカード」と水科さん

    ──では、仕事における原動力は何ですか?

    「チームメンバーやお客さまからの応援」です。
    新規券面の企画をする際、経験したことがないことも多く不安でしたが、チームメンバーに応援、サポートしていただいたことが私の大きな力となり無事大きな企画につなげることができました。
    また、お客さまの「好き」を応援することで、気がついたら自分も応援されているような感覚になりました。
    やりがいでも言いましたが、「エポスカードにしてくれてありがとう」「担当者の方さすが!」といったファンの方の声にすごく自分も励まされているんです。
    そんな応援を力にして、「大好きなキャラクターをもっと知ってもらいたい!」「ファンの方に喜んでもらいたい!」という想いで企画をしています。

    ──最後に、丸井グループで挑戦したいことを教えてください!

    1つは、「好き」を応援する取り組みを、エポスカードに限らず大きくしていきたいと思っています。
    丸井グループとしてできることは幅広くあると思っていて。店舗イベントやECでのオリジナルグッズの製作販売だったりと、いろんな側面から「好き」を応援することができると思っています。今の部署に5年もいるのでそれ以外の仕事のイメージがあまりつかないというのもありますが、「『好き』を応援する」を極めていくのもいいなと思っています!

    あと、もう1つあって、今とはまったく関係のない業務にも1から挑戦してみたいです。10年間エポスカードの仕事をしているので、ほかの仕事をすると自分はどうなるんだ?と興味があります(笑)。