働き方
2023.1.6

マルイ・モディが35年振りに正月三が日を休業したワケとは?

マルイ・モディ店舗の2023年の初売りは、一部の店舗を除き、1月1日~3日を休業とし、1月4日からとさせていただきました。 大半の百貨店やショッピングセンターが1月2日から初売りをスタートする中、異例とも言える三が日休業を決めた理由と、実際に実施した反響をお伝えします。

目次

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    新宿マルイ 本館

    正月三が日休業を決めたワケ

    新型コロナウイルスをきっかけに、お正月の過ごし方が変わり、人が集中する場所に外出するよりも、家族や大切な人と、ゆっくり過ごす方が増えました。
    そこで、マルイ・モディで働くスタッフも、お正月に、家族との時間をゆっくり過ごすことはできないのかと考えたことから、三が日休業を検討していました。

    しかし、働くスタッフのワークライフバランスが向上しても、売上が大きく下がってしまっては、お取引先や株主さまの利益を損なうことになり、結局は持続できません。
    以前ほど、売上に占める初売りの割合が高くなくなってきていることもあり、昨年の2022年1月1日~2日の2日間を休業にしたところ、心配するほど売り上げに影響がないことがわかりました。

    また、家賃を払ってマルイに出店してくださっている約1,000社のお取引先さまに実施したアンケートでは、8割以上から「三が日休業に賛成」との回答をいただけたことで、今回三が日休業をすることに踏み切りました。

    三が日休業の反響

    初売り日の告知を強化したこともあり、三が日休業による大きな混乱は見られませんでした。他社よりも少し遅い初売りですが、今年も多くのお客さまにご来店いただきました。

    お客さまからは「1月2日、3日にほかの施設で買い物をし、今日もまた初売りで買い物できるなんてうれしい」「適度な混み具合で、目当てのものをゆっくり探しながら楽しんで買い物できました」といった声をいただきました。

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    (1枚目)開店時の様子(上野マルイ) (2枚目)開店前に並ぶ様子(神戸マルイ)

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    店内の様子(1枚目)北千住マルイ (2枚目)有楽町マルイ

    実際に、店舗で働くスタッフからは、「3日間もお休みできたので、久しぶりに実家に帰りゆっくり家族で正月を過ごすことができた」「3日間の休みで、リフレッシュすることができたので、初売りを例年以上に頑張れた」と言った声が聞かれました。

    また、マルイに出店していただいているお取引先さまからは、「ますますスタッフの採用が厳しくなる中、正月三が日だけでもゆっくり休んでもらうことで、従業員満足度を高めようとしていましたが、ショッピングセンターに入っている店舗は2日から営業せざるを得ず困っていました。丸井さんの方針は大変ありがたいですし、共感します」といった三が日休業に対して、好意的なコメントをいただくこともできました。 

    丸井グループは、すべてのお客さまに喜んでいただけるビジネスを実現していくために、社員、お客さま、株主・投資家の皆さま、地域・社会の皆さま、お取引先さま、将来世代、に対して、インクルージョン視点による活動にご賛同いただけるように、対話を通じた共創経営を強化しています。

    これからも、前例にとらわれずに、すべてのステークホルダーの利益としあわせを拡大していくことをめざしていきます。

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