丸井グループでは、「人の成長=企業の成長」という理念のもと、継続的な企業価値向上をめざし、企業⽂化の変⾰に向けて、「男⼥」「年代」「個⼈」の多様性の推進に取り組んでいます。 社会課題となっている「男性は○○しなければいけない」、「女性は○○するべきだ」など、性別によって役割を固定化する性別役割分担意識に対し、グループ横断の「ジェンダーイクオリティプロジェクト」が発足し、活発な取り組みが進められています。
現在丸井グループでは、「男⼥」の多様性を推進する取り組みとして、「意思決定層に占める⼥性の割合」の上昇をめざしています。「⼥性が男性と等しく活躍するためには、⼥性だけが頑張るのではなく、男性も育児に参画し、ともに持続的に仕事と育児を両⽴できる体制を整える必要がある」という考えから、2014年より男性育休100%をめざせる体制づくりを進めてきました。
丸井グループの男性育休取得率は、2018年度から4年連続で100%を達成していますが、男性が「出産直後」から「一定期間」育児に携わることが男性の継続的な育児参画につながり、結果としてさらなる女性活躍につながると考え、次のステップとして「男性の育休1カ月以上取得推進」を、プロジェクトを中心に取り組んでいます。
2021年度よりスタートしたジェンダーイクオリティプロジェクト」プロジェクトでは、「性別に関係なく社員全員が自分の可能性にチャレンジできる企業文化実現」のために、年代や職場を超えた多様なメンバーが主体的に活動しています。
プロジェクトの取り組みの一環として3月12日(日)に有楽町マルイにて、チャンネル登録者数17万人超の人気YouTuber・シオリーヌさんとパートナーで育休中のつくしさんをお迎えし、トークイベントを開催しました。また、イベントの様子はインスタライブで生配信されました。
当日は「ジェンダーバイアスに縛られない」をテーマに、1年間の長期育休を取得中のつくしさんが、「なぜ長期の育休を取得したのか?」や、「長期育休を取りたい方へのアドバイス」をお話しくださいました。
世の中ではまだまだ珍しい男性の長期育休。職場など周囲の反応は好意的だったにもかかわらず、周囲から「パパが積極的に子育てしてすごい!」とほめられることに感じたモヤモヤなども対談の中で素直にお話しくださり、実体験に基づいた貴重なお話が満載です。
トークイベントは、この指とーまれ!YouTubeアカウントにて公開中です。ぜひご覧ください!
シオリーヌさんが、細やかな配慮ができる男友だちをほめる意味で「女子力高いね」と言ったところ、それに対して「そこに性別を結び付けられることはあまりうれしくない」と指摘してもらったという話もありましたが、私もそういうことを無意識のうちに話しているのではないか?そして相手を傷付けてしまっているのではないか?と考えさせられました。
私は会社で初めて産休育休を取らせてもらいました。「前例がない」と言われましたが、後輩のために前例をつくろうと、わがままを言い取りました。お二人を見ながら、もっともっと子育てがしやすい環境になれば良いなぁと思いました。
男性育休の取り組みに関する詳細はこちらから!
【マルイノホンネ #4】男性育休取得率4年連続100%!?男性育休の実態に迫ります!
https://www.to-mare.com/work/2023/-4.html