マルイ・モディでは、年齢や性別に関係なく、高齢者、障がいのある方、外国人や LGBTQ の方など、すべてのお客さまに安心してお買物を楽しんでいただける商業施設をめざしています。このたび、渋谷モディのインクルーシブな取り組みを強化し、”誰も取り残されることのない社会”を実現していくため、3月17日(木)に4Fフロアをリニューアルしました。
インクルーシブな取り組みを発信するイベントスペースを新設し、第一弾として「福祉×アート」の社会実装を行う、ヘラルボニーが運営する「HERALBONY CARAVAN in 渋谷モディ」を期間限定でオープンしています。同空間を"異彩"のアートで鮮やかに彩り、ヘラルボニーエポスカードの紹介や、作品をデザインに起用したアートプロダクトの販売を行っています。また、3月21日の「世界ダウン症の日」、4月2日の「世界自閉症啓発デー」の連動企画として、フォトブースの設置なども行っています。
作品をデザインした作家もあわせて紹介しています
展示スペースではヘラルボニーのこれまでの遍歴を紹介しています
フォトブースでは、作品をプリントした大型のアートターポリンを背景に撮影することができます
ヘラルボニー ポップアップストア
開催時期:3月17日(木)~4月27日(水)
開催場所:渋谷モディ 4F イベントスペース
FABRIC TOKYO は昨年8月、いつでもあらゆる性別のお客さまにサービスを提供できる「All-Gender Store」として渋谷モディ 4Fにオープンしました。
今回のリニューアルオープンでは、車いすのお客さまでも安心してオーダーメイドをお楽しみいただけるよう、バリアフリーの店舗へと進化しています。設計のアドバイザーに元日本代表パラアイスホッケー選手の上原大祐さまを迎え、車いすのお客さまにも対応したフィッティングルームや車いすの導線を考慮した設備など、いたる所に工夫が施されています。
車いすの方が横になって全身をチェックできるよう、フィッティングルームにはベッドを置き、天井に鏡も設置してあります
さらに、つかまり立ちがしやすいように手すりもあります
車いすでも近づけるように、テーブルや商品棚の脚の位置が工夫されています
フロアのリニューアルオープンにあたり、3月17日(木)に、丸井グループ・FABRIC TOKYO・ヘラルボニーの3社合同記者会見を実施しました。当日は、FABRIC TOKYO 代表取締役 CEO 森 雄一郎さん、ヘラルボニー 代表取締役 CEO 松田 崇弥さん、渋谷マルイ・モディ 店長 田口 由香子が登壇。FABRIC TOKYOとヘラルボニーがコラボレーションしたオーダーメイドスーツを着用し、各社の事業紹介やトークセッションを行いました。
(左から)ヘラルボニー 代表取締役 CEO 松田 崇弥さん、FABRIC TOKYO 代表取締役 CEO 森 雄一郎さん、渋谷マルイ・モディ 店長 田口 由香子
4月2日(土)の「世界自閉症啓発デー」に合わせ、"一人ひとりの多様性を考える日"をテーマに、 渋谷マルイ・モディにて、「社会還元デー」を実施します。
同日の渋谷マルイ・モディにおける売上の0.1%をヘラルボニーに提供し、ヘラルボニーを通じて、知的障がいのある作家の創作活動やその普及活動に使用されるほか、福祉団体などへ寄付されます。ご参加されたお客さまの一人ひとりの想いを、社会の力に変えていく企画となっています。
今後もマルイ・モディでは、すべてのお客さまに楽しく安心してお買い物いただけるような店舗づくりを、さまざまな企業さまとともに発展させていきます。