共創
2025.2.4

第3回MARUI DIGI CUPを開催 デジタル人材とイノベーション創出をめざして

「第3回MARUI DIGI CUP」を1月28日(火)に開催しました。このイベントは、デジタル起点で物事を考え社員自ら実装する風土をつくり、デジタルを活用したイノベーションを創出する​ことを目的に、丸井グループ社員がアプリを自作しプレゼンを行うプログラミングコンテストです。

目次

    学びをアウトプットする場として

    世の中の変化のスピードが加速する中、ビジネスにおけるデジタルの重要性はさらに増していて、丸井グループにおいてもデジタル人材の育成は急務となっています。そこで、社内DX研修や東京大学メタバース工学部への参加など、デジタルスキルを学ぶさまざまな取り組みを推進してきました。
    第3回 MARUI DIGI CUP」は、共創先であるライフイズテック()さまが2011年より実施している、小中高生向けアプリ・Webサービスの開発コンテスト「アプリ甲子園」からインスパイアを受け、社内研修で学んだデジタル知識をアウトプットする場として2022年から開催しています。

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    3回目となる今回は、書類審査を通過した10チーム・46名のファイナリストが、技術面をライフイズテックさま、企画面を丸井グループのDX支援を担うGoodpatchさまとの合弁会社Mutureからメンタリングを受け、決勝大会まで3カ月におよぶブラッシュアップ期間を経て決勝に臨みました。

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    決勝大会では丸井グループの役員をはじめ、共創パートナーでありデジタル教育分野における先駆者ライフイズテック()COO 小森さま、そして昨年のFuture Accelerator Gateway *出場者であり現役学生起業家の猪村真由さんが審査員を務め、顧客インサイトや収益性、独自性をみる「企画」要素と、アプリのUIUXやデータベースをみる「技術」要素の5項目をもとに、取り組み内容・アプリの完成度を審査しました。

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    * Future Accelerator Gateway...25歳以下の将来世代から参加者を募り、丸井グループ社員と共にチームを組んで新規事業を創出するプログラム

    <結果発表>

    優勝
    オーディエンス賞
    W受賞)

    トラック着車管理

    すべての搬入車が決まった時間に出入りすることでスムーズな設営・撤去を可能にする、小売の未来を支えるアプリ

    準優勝

    テナサポ

    マルイ・モディにおけるテナントさまのお困りごと解決をサポートし、施設スタッフ含めた生産性向上につながるアプリ

    審査員特別賞

    N1
    (エヌワン)

    社内外のネットワーク(Network)を活用してお客さまの声(N1)を知り次世代(Next)の事業を​育てて(Nurture)いくアプリ

    審査員特別賞

    HiBoard
    (ハイボード)

    明るく「はい!」と手挙げをして、イキイキ働ける文化へ進化させることでイノベーションを促進する手挙げDX化アプリ

    授賞チーム紹介

    優勝&オーディエンス賞:「トラック着車管理

    商業施設への搬入車の出入りをアプリで管理し、効率的な設営・撤去を可能にするアプリ。現在マルイが直面している課題、ひいては日本の物流業界が抱える社会課題に着想を得て開発されました。

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    物流業務に携わる社員ならでは視点で課題に着目し、施設担当者やお取引先さまの声をヒントに、完成度の高いアプリ開発を進めた点に評価が集まりした。秀逸な課題設定、丸井グループのビジネスモデルの変革に対する取り組みになっている点が審査員からも高評価となりました。

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    <優勝チームのコメント>

    多くの方にとってはあまり馴染みのない「物流の課題解決」をテーマに提案をしたので、優勝もさることながらオーディエンス賞までいただけるとは思ってもいませんでした。小売物流や施設警備をとりまくニッチな課題を、審査員や業界に触れたことがない方々へ限られた時間内でどう伝えるため、決勝大会の直前まで資料やスクリプトを編集し、専門知識のないスタッフに聞いてもらうなど表現にもこだわりました。
    我々の強みである「現場を持っていること」を活かし、グループを巻き込みながら、内部でトライ&エラーを重ね、より良いソリューションを提案。アジャイルでスピードを意識し、商業物流を変えていきたいと思います。

    準優勝:テナサポ

    商業施設における課題をDXによって解消し、生産性向上につなげるアプリ「テナサポ」​。マルイ・モディをはじめ、実際に起こっているテナントさまの困りごとや問い合わせに日頃から対応している現場人だからこそのアイデアと打ち手が評価されました。
    また、丸井グループ外の商業施設への展開などの構想も高評価をうけました。

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    審査員特別賞:N1(エヌワン)、HiBoard(ハイボード)

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    丸井グループ 代表取締役社長 青井 浩より総評

    ライフイズテックさまとの共創によって3回目の開催となった本大会ですが、今回も100名を超える社員がエントリーし、年々パワーアップしていると感じています。
    この大会は、ライフイズテックさまをはじめ、お取引先さま・お客さま、社員の皆さまのご協力のおかげで開催することができました。この勢いで、第4回も成功をさせたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

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