共創
2024.5.11

広報室インターン生が初インタビュー!

丸井グループでは、昨年度より長期インターンの取り組みが始まりました。現在、8名の学生が広報室やIR部、将来世代共創推進部などで活躍しています。従来の1日~2日の短期間インターンと異なり、3カ月以上仕事をすることが特徴です。長期インターンは企業にとって学生との接点が増えるというメリットだけでなく、学生側にとっても働くことへの理解が深まり将来の選択肢が広がる効果があります。今回は、広報室で働くインターン生が、将来世代共創推進部で働くインターン生にインタビューをしました。

目次

    「新しいことが好き」さまざまなことにチャレンジ!

    ──清洲さんはどのような経緯で丸井グループでのインターンをすることになったのでしょうか?

    以前、丸井グループの出資先でもある株式会社アレスグッド(以下アレスグッド)でインターンをしていました。アレスグッドはBaseMe(旧エシカル就活)というスカウト型就活サイトを運営しているスタートアップです。
    法人営業や長期インターン制度の確立を担当させてもらう中で、丸井グループの人事部採用課の方にインタビューをする機会をいただきました。採用担当の方からミッションやビジョンの話をお聞きし、社会課題解決企業をめざしていることや取り組みに対しての熱量を知り、とても素敵な会社だなと思いました!

    その数週間後、BaseMe(旧エシカル就活)を通して、たまたま丸井グループから長期インターンのスカウトが届き、「実際に働いてみたらどんな会社なんだろう?」と思って応募しました。

    清洲さんが担当した丸井グループ人事部採用課へのインタビュー記事
    https://lp.baseme.app/case/E1736UMX

    ──気になっていたところから連絡が来るなんて運命的ですね。長期インターンを始めて、最初に取り組んだことを教えてください!

    最初に取り組んだのは、「手挙げ」で参加できる社内イベントの「好きを応援コンクール」へのチャレンジ。これは、自分の「好き」を活かして新たな事業提案を行うコンクールです。
    インターンを開始して2週間後に応募の締め切りがあったんですが、先輩に「応募してみようよ」と提案をいただきました。 もともとインターンに参加した経緯とは異なる内容であったため最初は戸惑いもありましたが、せっかくいただいた機会なので思い切って応募させてもらいました。

    私がプレゼンしたテーマは「ソフトバンクホークスのエポスカードについて」。私はホークスの大ファンなので、その熱い想いを持って、若い世代にもささるようなエポスカードの新しい券面デザインや特典等、そしてスポーツ業界への可能性を提案しました。チームの先輩方だけではなく、コンクールの事務局の方やエポス担当の方がフォローしてくださったため、タイトなスケジュールの中でも納得のいく提案をすることができ、良い経験になりました!

    もともと新しいことやチームで何かを成し遂げることが好きなので、「手挙げ」でさまざまなことに参画できる企業文化は私に合っていると感じました。

    なんと「好きを応援コンクール」では優秀賞を受賞!(一番右が清洲さん)

    「キャリア支援」への想いとアクション

    ──配属された「将来世代共創推進部」では、どのようなお仕事をしていますか?

    「将来世代共創推進部」は未来を担う若い世代との共創を推進する部署で、私はおもに「マルイ・ミライ・スクール」の企画運営に携わっています。
    これは中学生を対象とした「未来」を考える体験プログラムで、私が一番取り組みたいと考えていたテーマに近く、やりがいがあります。

    3月に行った第一回目の開催では、参加者である中学生の皆さんに、自分の「好き」を活かして社会課題を解決するような提案を考えてもらいました。私は、企画運営のほか、ホームページの作成を任せてもらたのですが、先輩にもフォローしていただき、気づきを得ることができました。

    ──仕事内容が自分の取り組みたかったことに近いのは魅力的ですよね。以前からこのようなテーマに興味があったのですか?

    はい。丸井グループでインターンをする前に、アレスグッドだけではなく中高生のキャリア支援を行う団体の立ち上げも行っていました。「PAddle」という団体で、中高生を対象に週に1回オンラインイベントを開催し、「将来に向けて視野を広げる機会」を提供していました。

    中高生のキャリア支援をやりたいという想いと、将来世代共創推進部の取り組みが合致していたことも、丸井グループでの長期インターンの決め手でした。

    ──中高生のキャリア支援を軸に活動をしているきっかけは何でしょうか?

    高校生の時、1年間アメリカの高校に留学していたことがきっかけです。そこで驚きだったのが、フォトグラフィ、バンドや養豚など100以上のユニークな授業があったこと。高校時代からさまざまな職業や将来の可能性を知ることができるので、興味分野が広がり将来について考えるきっかけにもなるのでとても良いなと感じました。

    今の時代、日本では高校進学率は9割以上、大学進学率も約6割です。将来の夢も定まっていない中で、自分の成績と偏差値を見て受験先を決める人が多いように感じますが、「せっかく大学に行くのであれば、目的意識を持たないで進学するのはもったいない」と思います。

    私は昨年、キャリアコンサルタントの資格を取得しました。国家資格なので勉強は大変でしたが、「中高生へのキャリア支援がしたい」という明確な目的があったので、アドバイスの方法を学びたい一心で取り組みました。
    私自身、社会に出ておらず「働くこと」のリアルを知っているわけではないので、より自信を持って中高生にアドバイスをするためにも、こういった長期インターンでの実践を通じてさらなるスキルアップをしたいと考えています。

    「人とのつながりを大事に」先輩からの学び

    ──実際に長期インターンをしてみて、丸井グループはどんな会社だと感じていますか?

    とても働きやすいです!人の温かさを感じますし、人を大事にする雰囲気を感じます。「将来世代共創推進部」という部署があること自体驚きなのですが、インターン生である私の意見も尊重してくださり、裁量を持っていろいろ任せてくれるところがうれしいです。

    ──人を大事にする雰囲気!わかります!具体的なエピソードはありますか?

    同じチームの先輩に本当によくしていただいています。
    先輩は、これまでさまざまな手挙げのプロジェクトに参加していたこともあり、社内に知り合いが多い方なのですが、誰かに会ったら絶対に私を紹介してくれます。その度に、社員の皆さんが温かい言葉をかけてくださりうれしいです。

    グループ間異動があることや、異動の頻度も多い会社だという話を聞きました。職種変更は大変なこともあるそうですが、人間関係が広がる機会があることは良いなと思いました!手挙げ制度もコミュニケーションを増やす良い機会ですよね。

    ──「もっとこうだったらいいのに」ということはありましたか?

    やはり大企業なので、私がこれまでかかわってきたベンチャー企業と比較するとスピードが遅いと感じる場面もありました。例えば、新しいSNSアカウントを開設するにも、厳重なチェックが入り時間を要したり。規模が大きいと一つひとつ責任をもって取り組まないといけないからこそ障壁が高いんだなと勉強になりました。

    ──今回、長期インターン生の先輩である清洲さんとお話してモチベーションがさらに上がりました。最後にメッセージお願いします!

    「マルイ・ミライ・スクール」第二弾の開催が決まったので、第一弾の経験を活かして、現在ブラッシュアップをすすめています。
    第二弾はSNSなどの広報活動にも力を入れていく予定なので、広報室の皆さんと一緒に盛り上げられたらと...!ぜひご注目いただけるとうれしいです!

    編集後記 ~インタビュアー阪田より~

    今回、私自身インターンとして初めて企画から取材、そして執筆をしました。
    皆さん、いかがでしたでしょうか?

    清洲さんは長期インターン生の中で一番先輩です。その活躍をいろいろな人から聞いていたので、インタビューをするのが楽しみでした...!お話し中ずっと目がキラキラしている清洲さん!「中高生のキャリア支援をやりたい」という気持ちが伝わってきて、私自身も解決したい社会課題があるので共感しましたし、刺激も受けました。

    私はインターンをはじめて2か月が経ちました。今まで経験したアルバイトでは指示されたことをこなすことが中心でしたが、今回、企画を考えるところから記事の公開まで一連の流れを経験することができ、自分のアイデアを形にするという方が楽しく、やりがいも感じることができました。
    インタビュー中にもありましたが、丸井グループの「人を大事にする雰囲気」という企業文化を強く感じます。私も社員の皆さんのように人とのつながりを大切にし、インパクトを残せるように今後も頑張りたいです。

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