丸井グループが大切にするステークホルダーの一つ「将来世代」。 3月20日(祝)、将来世代の中でも中学生を対象に、身近な社会課題から「誰かを応援」につながるアクションプランを考えるイベント「マルイ・ミライ・スクール」を開催しました!
「マルイ・ミライ・スクール」は、トークセッションやワークショップを通じて、自分の「好きなこと」や「個性」と身近な社会課題をつなげてアクションプランを考える、中学生を対象とした当社主催の体験型プログラムです。
今回は100名を超える応募の中から、抽選で選ばれた26名の中学生が丸井グループの本社に集まりました。
すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブな社会をつくるという丸井グループミッションをもとに、丸井グループのアドバイザーを務める現役大学生の小澤杏子さんが発案・監修し、一般社団法人Think the Earthの協力のもと開催に至り、楽しみながら考え、学べるイベントを企画しました!
最初のプログラムは自己紹介。「住んでいるところの魅力」や「もし一回だけ魔法が使えるなら何がしたい?」など想像力やプレゼン力が問われる内容に対して、「空を飛びたい!」「世界を一周したい!」などの楽しそうなアイデアから、地元の水質の良さをプレゼンするなど、中学生とは思えないプレゼン内容に笑顔があふれていました。
トークセッションでは「株式会社ユーグレナ初代CFOと3代目CFOのトークセッション!」と題し、初代CFO小澤杏子さん、3代目の渡部翠さんによるトークセッションを開催し、お二人がユーグレナのCFOに着任したきっかけやCFOの経験を通じて学んだことをお話しいただきました。
参加した学生からは「とりあえずやってみようと行動する"原動力"はどうやって生まれるのか?」「企業のアドバイザーを通じて成長したと思う部分はどこか?」など、思わず登壇者のお二人も焦ってしまうような質問が飛び交い、真剣な眼差しでメモを取り、頷きながら聞いていました。
※CFO:Chief Future Officer
自分たちの好きなものから関連する要素を分解し、SDGsにつながるキーワードを見つけるワークショップ。
「あっ、これとSDGsにこんなつながりがあるんだ!」と思わず声を出してしまう学生も。最後は、自分の好きを活かしたアクションプランを考え発表し、ほかの参加者からフィードバックをもらいます。恥ずかしながらも好きなものから導いた社会課題解決のアイデアを熱く発表しているシーンが印象的でした。
トークセッションの二人目は、家族の食物アレルギーをきっかけに株式会社RelieFoodを創業し、インクルーシブスイーツブランド「ISSA KITCHEN TOKYO」を立ち上げた加納 颯人さん。起業したきっかけや、どんな風に大人を巻き込んで事業設立までいたったのか、原体験をもとにお話しいただきました。アレルギーを持った学生からのお悩み相談や、今後つくって欲しいスイーツなどの意見も集まり、和やかな雰囲気で進みました。
ここまでに考えた「好き」と社会課題解決をつなげて、自分の「好き」をテーマとしたエポスカードのデザインを作成します。作成したカードのデザインは、こだわったポイントや社会課題解決に向けた想いをのせて発表します。熱い想いと、中学生らしい華やかな発想力から生まれたデザインで、緊張しながらもすばらしいプレゼンになりました。
作成したデザインはその場でプリントされ配布されます。今回は特別にVISAマークまで入ったエポスカードに運営スタッフも思わず「私もほしい...」つぶやいてしまうほど。
思い思いにデザインしたものが実際のカード券面となって、参加者の皆さんにも非常に好評でした。
交流会では参加者とサポーターの大学生、丸井グループの社員も混じって名刺交換を行いました。参加者はこれまで一緒にワークショップを進めたこともあり、すぐに仲良くなって連絡先の交換なども行っていました。社長の青井さんとも緊張しつつ名刺交換しましたが、イベントの感想など皆さん積極的に話をされていました。
プログラムの最後には、当日の様子を記録したすてきなグラフィックレコーディングが完成しました!
さらに、当日撮影した動画をその場で編集した「撮って出し」の動画が会場を沸かせました!
▼グラフィックレコーディング
▼撮って出しの動画
Q:今回どうして参加しようと思ったのですか?
起業を考えていて、起業した高校生の話を聞きたくて参加しました。
SDGsは学校で習っていたのですが、もっと知りたくて応募しました。
親が勝手に申し込んでました(笑)。
Q:参加してみてどうでした?
同年代の人と楽しみながら、いろいろな考えを聞けたのがおもしろかったです
ワークショップ形式で整理したことで、自分が何をやりたいのかイメージがつきました。
エポスカードつくるのが楽しかったです。
(写真中央)将来世代共創推進部 渡部 あんず
これまで、将来世代向けアクセラレータプログラム「Future Accelerator Gateway」をはじめとする取り組みを通じて高校生・高専生、大学生との取り組みを中心に進めてまいりました。
この度、さらに未来を担う中学生と初めての共創にチャレンジしました。
中学生とのかかわりも普段あまりない中、彼らの行動のきっかけとなるようなプログラムを実現するため手探りでイベントを創ってきましたが、監修の小澤さん、協力会社の一般社団法人Think the Earthさまをはじめとする関係者皆さまのご協力のおかげで、予想を超える多数のご応募をいただき、参加者からもうれしいコメントをいただくことができました。本当にありがとうございます。
今回の第1回開催を皮切りに、夏休みには第2回の開催を予定しています。将来世代が行動するきっかけとなるために、より楽しい学びを深められるプログラムに進化させるべく、引き続き頑張っていきます!
\マルイ・ミライ・スクールの様子を公開/
— 丸井グループ │ この指とーまれ! (@maruigroup) March 25, 2024
自分の「好き」と身近な社会課題をつなげてアクションプランを考える、中学生向け体験型プログラム
撮影した動画をその場で編集した「撮って出し」ムービーからイキイキした様子が伝わります
記事からご視聴くださいhttps://t.co/cZnognc3l2 pic.twitter.com/MVMvDwIzi7