サステナブル
2024.6.27

OIOI社員のちょっとサステナブルな話#14「癒しのオフィス」

「丸井グループは、小売やフィンテック以外にも良いことをやっているのに、それがなかなか社外に伝わっていない!」。この企画は、そんな課題感を感じている丸井グループの有志メンバーが集いスタートしました。 メンバーが「ちょいサス隊」として、「サステナビリティ」や「Well-being」に関する丸井グループの取り組みを日常のアクションを交えながら、より多くの人にお伝えしていきます!

目次

    今回は、丸井グループのグループ企業である「エイムクリエイツ」の取り組みをご紹介します!
    空間プロデュースからプロモーション、施設運営までを担っており、2019年には住友林業と戦略的な提携をスタート。両社の強みを活かした建築物・空間の総合的なプロデュースを行っています。そんなエイムクリエイツのオフィスは「木」がふんだんに活用されているらしい!サステナブルな空間に、ちょいサス隊が潜入してきました!

    「木のオフィス」の取り組み紹介

    エイムクリエイツの本社フロアに入ってまず目を引くのが、この木材同士が組み合わせられたスペース。実はこれ、持ち運び~組み立て~解体まで気軽に行うことができ、用途や使用場所によっては移動して何度も再利用ができるサステナブルな空間なんです。

    さらに執務室の中に入ってみると、「木と共に働く空間」が広がっていました!このような「木質空間」は、日常のストレス軽減や安らぎを与える効果があるといわれており、社員一人ひとりの働きやすい環境づくりにも役立っています。
    木質空間づくりを手がけている担当者に、木のオフィスをつくることになったきっかけなどをインタビューしてきました。

    Well-beingな社会を具現化したい

    エイムクリエイツ 空間プロデュース事業本部 のメンバー
    インタビュイー:馬瀨 充朗さん(後列右端)

    ─木のオフィスをつくることになった経緯を教えてください

    馬瀨さん:働き方が時代と共に変わり始め、新しい働き方が続々と世に出てきている中、クリエイティブな会社として、取り残される訳には行かないと感じていました。そんな中、旧態依然としたオフィスをなんとか改装したいと思い、有志で集まったことがきっかけです。住友林業さまと協業していることもあり、木を使った執務室が良いと思って自分たちで一から空間づくりを始めました。少ない予算の中、打ち合わせブースや棚、スタンディングテーブルなど、自分たちで図面を書いて、ホームセンターまで木材を買いに行って、木を切って...やればできるって思いましたね(笑)。

    ─周囲に賛同してくれる仲間がたくさんいたんですね

    馬瀨さん:一緒に働くメンバーも、モノづくりや空間づくりが大好きですし、好きだからこそ楽しく仕事できていると思います。何より、自分がつくった空間でみんながしあわせになってくれるとうれしいですね。Well-beingな社会を空間づくりを通して具現化していくというか。仕事のやりがいはそこにあります。

    ─「木と共に働く空間」世の中に広がっていきそうな気がします!

    馬瀨さん:そうですね。実際に執務室を改装して、働きやすい空間になってコミュニケーションも取りやすくなったと感じていますし、以前のグレー一色のオフィスよりは、木が視界に入る空間の方が格段に心地よく働けるようになったと思います。
    「木質空間」は、実は働く空間だけではなくて、公共の場や子育ての場など、さまざまな場所で広がりを見せているんですよ!ほんの一部ですが、ご紹介します。

    こんなところにも「木質空間」

    ほかにもエイムクリエイツが手がけた木の空間をご紹介します!

    木を多用したオフィス空間

    多様な働き方で利用できる新しいオフィス環境をデザイン。緑をふんだんに利用し、誰もが快適に働ける空間を提供しています。

    上段:丸井グループ本社「tamaru work lounge」
    下段左:住友林業緑化株式会社 オフィス 
    下段右:H¹T(サテライト型シェアオフィス)

    公共・教育の空間

    街のコミュニティの拠点として、地域の住民が居心地良く利用できる空間を創出しています。

    上段:神戸市立 名谷図書館
    下段左:府中市子育て世代包括支援センター「みらい」
    下段右:TOMAS自由が丘校(個別指導塾)

    ~編集後記~

    今回はエイムクリエイツの木の空間デザインについてお届けしましたが、いかがでしたか?
    実は私も、エイムクリエイツがデザインした丸井グループ本社「tamaru work lounge」の空間が大好きなんです!ちょっと気分を変えたい時や、社外の方との打ち合わせの際にtamaruを利用しますが、明るい空間で気分がリフレッシュされるような気がするんですよね...。
    コロナ禍を経て、リアルなオフィス空間に求められるものは何か?考えさせられる取材となりました。