5月18日(水)~29日(日)、北千住マルイにて、日本初となるゴミを出さないゼロウェイスト・スーパーマーケット「斗々屋(ととや)」のポップアップストアが期間限定でオープンしました。
ゴミを出さないゼロウェイスト・スーパーマーケットとはどのようなお店なのか?実際に体験してきましたので、お届けします!
「斗々屋」は2021年7月に京都にオープンした、ゴミを出さない「ゼロウェイスト*1・スーパーマーケット」で、国分寺にも量り売りのモデルショップとして店舗をかまえています。商品は、「オーガニック」「フェアトレード」「ゼロウェイスト」の3つのキーワードを軸に選定し、環境に配慮した安心・安全かつ、おいしく食べられる食材を多数取り揃えています。
ゴミゼロをめざした量り売り販売が特徴で、お客さまは買ったものを持参した容器に買いたい分を詰め、好きな量を購入することができます。普段の買い物と比べ、包装容器などの無駄なゴミが削減されるほか、食べ残しなどの食品ロスを減らすことにもつながり、エコな買い物を体験できるお店です。
*1ゼロウェイスト:ゴミや無駄をできる限りゼロにすること
持ち帰り容器も販売しています!
今回は編集者Nが、自宅から空き瓶と食品保存容器を持参し、職場で食べる間食用おやつと、自宅用の食材を実際に量り売りで買ってみました!
食材は、すべてが大きな容器に入った状態で売られています。包装して売られているイメージが強いチョコレートまで、何も包装されずにそのまま売られていて特に驚きました!
チョコレートは欲しい分だけ割って購入します
多種多様な食材が売られている中、職場で食べるおやつとして、お店のおすすめ商品のローストミックスナッツとおかき、自宅用の食材として、京都本店の人気商品であるいなり寿司のお米である、斗々屋ブレンド米を選びました。
購入を決めた商品
まずは、購入する商品を欲しい分だけ専用の計量カップに入れ、秤に載せて重さを量り値段を算出します。計量カップの重さは自動的に引かれるように設定されています。さらに、商品の蓋についているモーションセンサーが商品情報を秤に送るため、計量カップを置いた瞬間、自分が購入する商品名が自動で画面に表示されて驚きました!商品名が間違っていないことを確認し、画面をタッチすると自動で値段が画面に表示されます。
(写真左)レバーを回して好きなだけ量を入れることができます
(写真右)自動で自分が選択した商品が画面に出てきます
値段が算出されたら、プリント画面を押してレジで会計するためのバーコードシールを発行し、持参した容器に貼って商品を移し替え、レジで会計をしたら完了です!直観的に秤を操作でき、簡単に自分で量り売りの精算までのオペレーションをすることができました!
(写真左)値段の算出が完了したら、持参した容器に入れます
(写真右)容器にバーコードシールを貼って会計に進みます!
斗々屋ブレンド米(写真左)、ローストミックスナッツ(写真右上)、おかき(写真右下)を購入しました!
今回、初めて自分で容器を持参し、セルフ量り売りの体験しましたが、ストレスなく購入することができました。自分の食べる量を調整できたり、好きなものを少しずつ選ぶことができたりと、いつもの買い物より楽しい時間を過ごすことができたと思います!
後日、普段の買い物で食材を購入しようとした際、包装された商品が多く、普段の何気ない買い物の中でたくさんのゴミを出していることに気づき、ゼロウェイスト・スーパーマーケットのすばらしさをあらためて感じました。今後は普段の生活の中でも、ゴミを減らす工夫をしていきたいと思います!
どの商品も食材そのものの味を感じることができ、おいしくいただきました!
株式会社 斗々屋 広報担当 ノイハウス 萌菜さま
斗々屋での買い物を通じ、昔ながらの量り売りを最新のテクノロジーと組み合わせると、いかにゴミを出さない買い物が簡単で、生活に新たな豊かさが生まれるかを皆さまには体験していただきたいです。
斗々屋のお店が近くにないからゴミを出さない買い物ができない、ということではなく、ゼロウェイストなライフスタイルの選択肢が全国に浸透することをめざしています。そのために、斗々屋は現在個人事業として量り売りのお店を開きたい方への講座を開催していたり、大手企業さまにコンサルティングをさせていただいたり、できるだけ多くの方と力を合わせて、持続可能な未来をつくるために動いています。
今後とも、ショッピング、生活、ライフスタイルというところでマルイさんと共に、より人にも地球にも優しい選択肢をつくって行けたらと思っています!
ゴミを出さない日本初のゼロウェイスト・スーパーマーケット「斗々屋(@hakariuri)」でゴミゼロの買い物体験をしてきました!
— この指とーまれ! │ 丸井グループ (@maruigroup) June 10, 2022
セルフ量り売りで好きなものを少しずつ選ぶことができ、楽しみながら地球にもやさしい買い物時間を過ごせました#サステナブル #ゼロウェイストhttps://t.co/Y7RAg74J15