4月15日(木)より、(株)エポスカードが発行するクレジットカード「エポスカード」の素材を、国際ブランド付きクレジットカードとして日本初となる「廃棄プラスチックのリサイクル素材」へ切り替えを始めました!新素材のクレジットカードについてご紹介します。
VISION BOOK 2050
丸井グループは、長期ビジョン・長期目標を宣言した「丸井グループ ビジョン2050」において、地球と共存するサステナブルな選択肢を提供する「グリーン・ビジネス」への注力を宣言しています。店舗や事業所への再生可能エネルギーの導入や、店舗でお渡しするショッピングバッグをプラスチック製から環境負荷の低い紙製へ変更するなど、CO₂削減に向けてさまざまな取り組みを進めています。
エポスカードのデザインリニューアルを企画する中で、デザインや機能性の変更だけではなく、サステナブルな素材を使用することで、環境負荷を軽減できるのはないか?という想いから、新たな取り組みとして新素材への切り替えの検討を2020年より本格的にスタートしました。
エポスカードで新たに使用する素材は、産廃工場から出た廃棄プラスチックを回収した「リサイクル素材」を使用しています!「リサイクル素材」への切り替えにより、従来のエポスカードと比べて、1枚あたり最大約9.8グラム*¹のCO₂削減につながります!
今後、エポスカードで発行するすべてのカードをリサイクル素材へ切り替えた場合、5年間で最大約90トン*²のCO₂削減効果が見込まれ、同じ量のCO₂を吸収するために必要な森林面積は、東京ドーム約2個分に相当します*³。
また、カードには国際的にリサイクルのシンボルマークとして使用されている「ユニバーサルリサイクルシンボル」が表示されています。
*¹ カード製造会社の取引先からのデータを元に自社で策定
*² エポスカードの年間発行枚数×5年間で試算
*³ 林野庁ホームページ参照
素材の切り替えにあたり、カードの製造会社さまから素材会社さまなど、多岐にわたる企業さまと検討を重ねてきました。大日本印刷株式会社さま・凸版印刷株式会社さまなどの、パートナー企業さまのご協力により、日本初となる「廃棄プラスチックのリサイクル素材」を使用した国際ブランド付きのクレジットカードの実現ができました!
『新しいことを始める!!』ということに、いろいろな困難はつきもので、今回の案件も何度となく壁が立ちふさがりましたが、関係者の皆さまのご協力があって乗り越えることができました。ありがとうございました。今後も、環境課題に対して先進的な丸井グループさまから、刺激を受けながら、引き続き新しい課題解決に向けて頑張りたいと思います!
リサイクル素材カードの第1弾は、(株)みんな電力さまとの提携カード「みんな電力 エポスカード」です。今までのエポスカードの発行と比較してCO₂の削減ができるだけではなく、新規ご加入1枚につき自然エネルギーの発電所の維持などに1,000円が応援金として使用されます。
(左)中野さん(右)長深田さん
「廃棄プラスチックのリサイクル素材」への切り替え期間が、約1年間と大変短く、緊急事態宣言中だったこともあり、テレワークでの問い合わせや打ち合わせなどに、日々奔走しました。さまざまなお取引さまからお話をおうかがいする中で、大日本印刷株式会社さま、凸版印刷株式会社さまとの取り組みが決定した時は、とてもうれしかったです。
カードの裏面に「ユニバーサルリサイクルシンボル」を入れることにより、視覚的にリサイクル素材を使用していることがわかるデザインになっているのもこだわりのポイントです!
新デザインのエポスカードでは、21年秋から「廃棄プラスチックのリサイクル素材」へ切り替えを予定しています。今後も丸井グループでは、CO₂削減をはじめとする「グリーン・ビジネス」を推進していきます。
大日本印刷株式会社
https://www.dnp.co.jp/
エポスカード
https://www.eposcard.co.jp/index.html
VISION BOOK 2050
https://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html