好きを応援
2025.2.20

絵本好き社員のこだわり炸裂!ポプラ社「絵本」のエポスカード誕生の軌跡

丸井グループでは、インパクトの実現に向け「一人ひとりの『好き』を応援するビジネス」に取り組んでいます。 「好き」を応援するカードは、現在までに88企画(24年9月末時点)誕生し、数多くのお客さまにご利用いただいています。 「好き」を応援するビジネスを推進するうえで重要な役割を担うのが「好き」を応援するカードです。そして2024年12月に、新たに誕生したのが今回ご紹介するポプラ社さまの絵本をモチーフにした「ねずみくんのチョッキ」「めがねうさぎ」「かいけつゾロリ」「おまえ うまそうだな」の4券面です。今回の絵本カードを担当したエポスカードの若手社員にこだわり満載なエポスカード誕生までのストーリーをたっぷり聞いてきました!

目次

    絵本を"読んでもらった、読み聞かせた記憶"がよみがえる、温かい気持ちになれるカードに

    担当のエポスカード 営業推進部の入社2年目社員 田崎さんにたっぷりお話をうかがってきました!

    まずは、どのような取り組み内容なのか教えてください!

    ポプラ社さまの絵本4作品で、エポスカード券面化と、マルイ店舗でのポップアップストアを実施しました。
    また、プロモーション企画として神保町にある「ブックハウスカフェ」という絵本専門店への協賛を行い、エポスカードのPRをしていただきました。

    ポップアップストアの様子。とてもかわいくて癒される空間でした

    絵本専門店「ブックハウスカフェ」でのPRの様子

    ―なぜポプラ社さまとお取り組みすることになったのでしょうか?

    もともと絵本が好きで、絶対に自分でポプラ社さまにアプローチをしたい!と上司に直談判したことが始まりでした。
    就職活動中から「社会に新しい価値を提供していく」ということに興味があり、
    スタートアップといろんな共創をしている丸井グループがいいなと思ったことが入社のきっかけでもあったので、入社して丸井グループの中で自分も、「自分の会社と取引先さまと取り組みを通じて新しい価値を生み出していく」ということをしたいと思っていました。
    その中で現在の部署に異動し、そこではでどんな共創ができるだろうと考えた時に「自分は絵本が好き」だったので、ストーリーを読むだけではないプラスアルファの体験をつくりたいと思いアプローチをした結果、コラボレーションを実現することができました!

    ―もともと絵本がお好きだったのですね!きっかけはあったのでしょうか?

    小さいころ、母が絵本の読み聞かせをしてくれていたのがきっかけでした。
    告知解禁してから母にも伝えたのですが、すごく感動してくれました。

    このように「絵本を読んでもらった記憶」「読み聞かせた記憶」「自分で読んだ記憶」などが一人ひとり絵本を通した体験の中にあると思っています。今回のお取り組みを通じて、それがよみがえってくる、温かい気持ちになってほしいなと思っています。

    とにかく好きを詰め込んだ3つのこだわり

    ―今回、田崎さんの「絵本が好き」ならではのこだわりがたくさん詰まっているとおうかがいしました!こだわりポイントを教えてください!

    そうなんです。ポプラ社さまからたくさんアドバイスをいただきながら、たっぷりこだわりを詰め込んだので、ぜひ聞いてください!()

    ①デザイン誕生秘話

    1つ目はエポスカードのデザインです!

    基本は素材をいくつかお取引先さまからいただいて、絵本の表紙やストーリーを参考にデザイン案を作成しました。
    「ねずみくんのチョッキ」は表紙をイメージして提案させていただいたのですが、「ねずみくんとおかいもの」というタイトルの絵本は実はなくて。完全オリジナルです!
    ポプラ社さまのご担当者にご提案する時はとても緊張しましたが、「すごく良いと思います!」と言っていただけてとてもうれしかったなあ...

    「かいけつゾロリ」は、偽札を刷るストーリーがあって、それを参考に最初デザイン案をつくっていたのですが、作者の原 ゆたか先生がデザイン案を見て、「ブラックカード風の、かっこいいゾロリを描きたい!」とのことで、描きおろしていただきました!

    ちなみに、タッチ決済が可能なことを示すリップルマークを、イシシのおならに見立てているのですが、「おならの部分がデザイン申請通るか不安だね」とポプラ社さまとお話ししていました。原先生もその話をご存じだったようで、ポップアップでお会いした際に「申請通ってよかったね」とコメントいただきました(笑)

    ノシシはICチップを持ち上げていて、イシシはおならをしています

    「めがねうさぎ」は、楽しげな声が聞こえてきそうなくらい表情がいきいきしている1番好きな絵が券面になりました。ちぎり絵の風合いが、カードにした時に表現できているか不安でしたが見事に表現できていたので、デザイナーさま、印刷会社さまなど本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

    「おまえ うまそうだな」は、切なく胸が詰まる絵本なのですが、そういった感動するシーンに作者の宮西達也さんが、あえて星空の絵を持ってきているという話をあるインタビュー記事で読み、券面も星空にさせていただきました。お気に入りのシーンに「想いを馳せてもらえるといいな」と思っています。

    どの券面もお客さまからの反応がとてもよく、ファンの方に想いが届いたのではないかと思っています。

    実はApple Payなどスマホでエポスカードを表示させると、ICチップがないバージョンが見れるんです。ぜひ確認してください!

    ②エポスカード会員特典のトートバッグ、実は...

    こだわり2つ目はエポスカード会員特典のトートバッグです。
    絶対に絵本を入れて持ち運べるようにしたくて、サイズにもこだわりました。
    また、よく見ていただくとわかると思うんですが、エポスカードとは全部違う柄にしたんです!

    絵本がぴったり入ります!

    街中で絵本を入れて持ち歩いている人を見かけられたらいいなあ...

    ③お取引先さまにも好評のポスター

    3つ目は、マルイ店舗などに貼っていただく用の告知ポスターです。
    ポスターもそれぞれの絵本の表紙をイメージして作成しました。
    絵本の帯や背表紙も再現して、お世辞もあると思いますが、ポプラ社さまからは「なんで今までこのやり方をしなかったんだろうね」とお褒めの言葉までいただきました。

    また、社内でポスター使用についてアナウンスした際も、普段であれば案内に小さくデザインが載っているだけなのですが、今回はかなり大きく載せたんです。すごく自信のあるデザインにできたのでお客さまにも「かわいい!」と思ってほしくて。いろんな店舗で飾っていただきたく、かなり目立たせました(笑)

    ぜひ、店頭で探してみてください!

    共創提案の力を身につけ、絵本ジャンルの拡大と恩返しを

    ―今後実現したいことを教えてください!

    絵本ジャンルの拡大に加えて、今回取り組んでくださった絵本に恩返しをしていきたいです。
    異動も多い会社ですし、いつまで現在の仕事ができるかわからないので、今のうちに"共創提案の力"「取引先さまと自社にうまみのある提案をする力」をつけてなるべくたくさん企画をして、実現につなげたいと思っています。

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