好きを応援
2025.2.21

第2回「『好き』を応援するコンクール」を開催 社員の「好き」をビジネスへ

「第2回『好き』を応援するコンクール」を2025年2月17日(月)に開催しました。このコンクールは、「好き」を応援するビジネスを推進する取り組みの一つとして、丸井グループ社員が自分の「好き」を活かして小売・フィンテック・未来投資*の観点から、インパクトと利益を両立する事業アイデアを提案するコンクールです。 *社内からのイノベーションの創出をめざす「新規事業投資」と、社外とのコラボレーションによるイノベーション導入を図る「共創投資」の二つからなり、双方を合わせてインパクトと収益の両立をめざしています。

目次

    社員の「好き」こそがイノベーション創出の源

    丸井グループでは、「機能と価格」を重視する経済を「コスパ経済」とすると、その対極にある、一人ひとりの「感情」や「価値観」が原動力となって動く新しい経済の領域「『好き』が駆動する経済」を注目領域として定め、市場開拓に向けて「『好き』を応援するビジネス」を推進しています。

    そんな「好き」を応援するビジネスを推進するうえで鍵となるのは社員の「好き」を活かすことです。
    当社の特徴である「手挙げ」の文化を活かし、社員が自分の「好き」を仕事に活かせる機会を増やすことで、自主性と創造性が発揮され、その結果として収益が向上し、一人ひとりがさらに成⾧する、という好循環サイクルを創り出すことができると考えています。
    「好き」を応援するコンクールも、この取り組みの1つとして2024年より開催し、今回が2回目となります。


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    2回目となる今回は、202411月に、「あなたが『好き』なもので、どのようなサービスがあればうれしい・使いたいと思うか」というテーマで公募を実施。
    その結果、60チームからの応募があり、コンクールでは書類審査を通過した10チーム・21名のファイナリストが事業提案を行いました。

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    コンクールでは丸井グループの役員をはじめ、社外取締役の岡島さま、中神さま、ピーターさま、アドバイザーの平原さま、ガイアックス代表執行役社長の上田さまが審査員を務め、他人から見ればなぜ価値があるのかわからないが、「好き」な人にとっては大きな価値を感じ、どれほど時間とお金を使ってしまうかをみる「コスパを超える度合」、グループの利益につながりつつ、社会価値向上に寄与しているかをみる「インパクトと利益の両立」、取り組み内容の具体性をみる「実現可能性」という3項目をもとに提案内容を審査しました。

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    <結果発表>
    3チームが優秀賞、1チームがオーディエンス賞を受賞しました!
    どのチームも、「好き」の熱量が伝わるすばらしいプレゼンテーションはもちろんのこと、提案したサービスを利用し喜んでいただくお客さまが想像できる、高い実現可能性が高評価となりました。

    優秀賞①

    いきものカード

    自然や生き物の保全につながるエポスカードの発行やイベント

    優秀賞②

    カスタマイズ推しぬいぐるみ

    大量消費・廃棄から脱する長く大切に持てるカスタマイズ推しぬいぐるみの制作と修理サービス

    優秀賞③

    ​推し動物支援

    動物園・水族館の動物の食事を贈れるアプリと連携し、売上の一部を動物の食事代として寄付が可能なエポスカードの発行と、食事を贈れる提携動物園・水族館の拡大など

    オーディエンス賞

    サッカークラブチーム

    サッカークラブチームのJリーグ昇格に向けて、コラボレーションエポスカードの発行や店舗イベントなど

    授賞チーム紹介

    優秀賞:「いきものカード」

    受賞者の「好き」な自然や生き物の減少への課題感や昆虫好き市場への可能性から、お気に入りの生き物の券面で、売上の一部が自然や生物の保全につながるエポスカードの発行や、マルイ店舗やイベント運営のノウハウを活用したイベント開催などの提案がありました。

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    <受賞者コメント>
    優秀賞をいただきありがとうございます!昨年は1人で応募しましたが、ファイナリストに残ることができませんでした。今年はチームで応募し、チームの皆さまのおかげでより良い事業提案ができました!この「『好き』を応援するコンクール」があることはすばらしいことだと思っています。この取り組みが続いて、「『好き』が駆動する経済」のヒントになっていけば良いなと思います。

    優秀賞②:「カスタマイズ推しぬいぐるみ」

    受賞者自身が「推し」のぬいぐるみを作成した経験と、推し活ビジネスの課題である大量消費・廃棄に着目。自分で推しのぬいぐるみ制作に携わる体験とぬいぐるみの修理サービスを通じて、長く大切にできるサステナブルな推し活を実現するとの提案がありました。

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    <受賞者コメント>
    自分の趣味でやってきたことでこのような賞をいただきありがとうございます。
    「好き」を言い合える職場にいて、今回コンクールへの応募をすすめてくださったのも所属長でした。かかわってくださった皆さまに感謝しています。

    優秀賞③:「推し動物支援」

    アプリ上で動物園や水族館の動物の"食事"を購入し贈ることのできるサービスと連携。サービスの「継続的な支援の担保・食料調達・提携施設の拡大」といった課題を解決するため、ご利用額の一部が好きな動物の食事代として寄付されるエポスカードの発行や、全国のエポスカードセンター等のネットワークを活用した提携動物園・水族館の拡大などの提案がありました。

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    <受賞者コメント>
    インターン生ですが、チームの方にすすめていただき応募することができました。チームの皆さまに感謝したいです!
    また、今日の提案を実現して、動物好きの輪が広がってほしいと思います。

    オーディエンス賞:「サッカークラブチーム」

    サッカークラブチームのJリーグ昇格に向けて、店舗を活用したサッカー体験やグッズ販売といったイベントや、コラボレーションカードの発行などの提案がありました。

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    <受賞者コメント>
    実は昨年もファイナリストに残りましたが、コンクール直前に病気が発覚し、残念ながら辞退しました。中途半端になったことが悔しく、今年もチャレンジしました。何かに夢中になることは健康にも良いということがわかりました!
    この賞をいただけたのも支えてくれた仲間のおかげです。ありがとうございました!

    丸井グループ 代表取締役社長 青井 浩より総評

    2回目のコンクールとなりましたが、会場には70名、さらにオンラインでの配信で300名の社員の皆さまに応援と審査をしていただき、大きなイベントとなりました。おかげさまで大成功を収めることができました。
    また、1回目の昨年と比べて確実に提案いただく事業内容が進化していると思います。今後も続けていくと大変な進化になるのではと楽しみにしています。

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    社員の皆さまから提案いただいた事業内容は、今後実現に向けた検討を進めていきます。
    今後も、社員の「好き」を活かして「好き」を応援するビジネスに取り組んでまいります。

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