今年4月に入社予定の丸井グループの内定者は現在、将来のキャリアを考える一歩を踏み出したい大学1・2年生向けのイベントを企画中です。そこで今回は、丸井グループ社員の岩本に内定者2名がインタビューを行いました。学生時代に考えていたことや経験が、キャリア選択・キャリアステップとどのようにつながっているのか、考えてみました!
前編では、岩本が学生時代の経験から丸井グループに入社を決めた理由をご紹介します。
(写真左から)丸井グループ内定者 小原 ゆゆ・恩田綾佳、丸井グループ社員 岩本 友輔
岩本 友輔
株式会社丸井グループ 不動産事業部・株式会社okos TSUKURUBA事業部兼任(2016年度入社)
有楽町マルイ、新宿マルイ 本館にて接客を経験し、株式会社丸井の営業企画部に異動。2019年9月よりFABRIC TOKYOに出向し、接客を含めた店舗運営やマーケティングを経験し、その後は不動産事業部へ。現在は丸井グループの不動産資産の活用提案を通じて企業価値向上に取り組む。
恩田 綾佳
現在大学4年生、丸井グループ2022年度入社予定の内定者。業界や職種に固定されない職種変更・手挙げの文化がある丸井グループの働き方に魅力を感じ、仕事を通して幅広い社会課題にアプローチしたいという思いで入社を決意。インタビューと記事の作成により、多くの人とキャリアを通じた共創を考えたいと思い、今回の企画を立案。
小原 ゆゆ
同じく現在大学4年生で、丸井グループ2022年度入社予定の内定者。共創投資の取り組みなど丸井グループのめざすインパクトに共感し、入社を決心。入社前に丸井グループのことをもっと知っておきたい、さまざまな働き方を知りたいという想いで今回のインタビューを立案。
恩田:岩本さんは大学1・2年生の時にはどのようなことに力を入れていましたか?
岩本:3つあります。1つ目はサークルで、アルティメットというマイナーなスポーツを週3日ほど、力を入れてやってました。2つ目はアルバイトです。スポーツジムのインストラクターをしていて、これも週3日くらいでやっていました。
3つ目は、1年生の時に参加したビジネスコンテストです。これは自分から参加したわけではなく、大学の授業のカリキュラムで参加したのですが、良い提案をすることができ、40チーム中5〜6チームに残って、企業の本社でプレゼンしたことがありました。
恩田:学生時代の「何かを始めるきっかけ」はどのようなものでしたか?マイナーなスポーツに飛び込んだきっかけが気になります!
岩本:高校までは8年間ずっとサッカーをしていて、引退試合で燃え尽きたという感じがあったんです。大学でも真面目にチームスポーツで勝利をめざすことがしたかったので、始めやすいスポーツを考えていたところ、新歓で声をかけられたのがアルティメットだったんです。その時まで全然知らなかったんですけど、すごくおもしろそうで、マイナースポーツだから日本代表も夢じゃないという話を聞いて、かっこいいなと思って入りました。
恩田:日本代表!そうなんですね。ビジコンもそうなんですけど、自分がやりたいことを探してやるというより、目の前に現れた機会に参加するという感じだったのですか?
岩本:そうですね、環境に恵まれていて、やりたいものを選べる環境にずっといたのだと思います。アルバイトだけは、体を動かすのが好きだったので、「インストラクターが良いな」と思って選びました。
恩田:大学時代はご自身のキャリアをどのように考えていましたか?どんなものに影響を受けたのか教えていただきたいです。
岩本:キャリアを考え始めたのは就活が始まる時ですね。父が自営業をしていて、ずっと働いていたので、子どもの時は生活リズムがあまり合いませんでした。そんな父を見ていて、土日祝日は家族と団らんできる生活が良いなと思い、一般企業で、長く勤められるところへの就職を考えました。
また、アルバイトでお客さまにトレーニングの提案をすると、「筋肉ついたよ」とか「ダイエットできたよ」と言ってもらえると充実感があって、人に変化を与えられる仕事っていいなとも思っていました。でも、スポーツジムにお客さまが来るのは少ない方だと月に一度程度で、もどかしさを感じていました。だから、もっと身近で幅広く提案できる商業施設に興味を持ちました。
学生時代の岩本
恩田:自分がかかわることでお客さまが変わっていく様子に、充実や楽しさを感じていたということでしたが、どうしてでしょうか?
岩本:もともと人に何か提案をするのも好きで、「人に影響を与えたい」という気持ちが強いのだと思います。サッカーではずっとゴールキーパーをしていて、味方に指示を出していたので、その影響もあるかもしれないです。
恩田:ご自身の中の理想に向けて、人と直接かかわりながら形にするというのは、サッカー経験からきていたのかもしれませんね。
岩本:そうですね。あとはやはり原点はアルバイトかな。ダイエットが目的の方が多くて、提案をすると1カ月くらいでちゃんと体が変わっていくんです。それでお客さまが喜んでくれるのがすてきだなと感じたのが初めて仕事自体が楽しいと思えた体験だったかな。
小原:丸井グループとの出会いは何でしたか?
岩本:学内説明会でいろんな業界の説明を聞いたんですけど、toCがしたいというところがその時に固まったんです。だから最初は、toCの仕事ができるから丸井グループいいな、という感じでした。
恩田:丸井グループに入社を決められた時の軸や価値観をお聞きしたいです。
岩本:この時の僕の軸は「toCであること」で、加えて、「変化のきっかけを提供したい」とエントリーシートに書いていました。大きなインパクトを出すには、いろんなカテゴリからご提案できる仕事が良いと思って、最終的には衣食住遊できっかけを提供できる商業施設を見ていました。
僕は一度入社したら50年間勤めたいと思っていたから、企業としてしっかりと収益を上げ続けられないと好きな仕事ができない。丸井グループはクレジットカードという収益源があるから、好きな商業に居続けられるかなと思ったんです。
恩田:小売業界が低迷の危機にあっても、フィンテックがあるから安定性があると考えられていたんですね。就活時は多様な働き方や柔軟なキャリア計画を意識されていましたか?
岩本:職種変更があることやいろんな関連会社があることは知っていて、それもすごく良いなと思っていました。職種変更の制度があれば、長く続けられそうだなと。就活していた当時はテナントさんを誘致するリーシングをやりたいと考えていました。
小原:ほかの企業にも内定をいただいていた中で、丸井グループを選んだのはなぜですか?
岩本:多くの人に広く影響を与えられるかを考えた時に、キュレーションできるかが大切だと思いました。「この人にはこれが合うよね」っていう提案とか。だけど、僕が内定をもらった企業は、そのブランドが好きではない人にほかにアプローチする手段がなくて。丸井グループには選択肢が多いと思ったんですよね。
恩田:決め手は「影響力」に戻ってきましたね!
インタビューを終えて(小原・恩田)
後編は岩本さんの丸井グループ入社後のキャリアについての考え方や今後のキャリアビジョンについてお届けします!丸井グループの手挙げの文化を活かし、常に挑戦を続ける岩本さんの行動力の高さに心を動かされ、今後のキャリアについて深く考えるきっかけとなりました。次回もお楽しみに!
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