2023.6.9

グッドパッチ 土屋尚史氏が執行役員 CDXO に就任 ~インパクト・利益の両立を実現するため、DX推進を加速~

株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、新たな執行役員 CDXO(Chief DigitalTransformation Officer)に、デザインを起点に企業のDX を推進してきた株式会社グッドパッチの代表取締役社長を務める土屋尚史氏を迎えました。
土屋氏のDX/UX に関する深い知見を経営に取り込むことで丸井グループのDX 推進を加速させ、さらなる企業価値向上へとつなげてまいります。

<新任執行役員> ※2023年6月9日付で就任

氏名 役職
土屋 尚史 執行役員 CDXO(非常勤)

■選任の背景

丸井グループでは、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会をつくる」ことをミッションとし、ステークホルダーとの共創を通じて「インパクト」という私たちがめざす未来の実現と利益の両立を図るとともに「社会課題解決企業」への進化をめざしております。
このめざす姿の実現のため、イノベーションの創出に向けた企業文化の変革を進めてきましたが、「社会課題解決企業」へ進化をするためには、これまで培った企業文化に加え「働き方と組織のイノベーション」と「DX」が必要であると考えています。そして、この2つの取り組みを並行して進める第一歩として、2022年4月に土屋氏が代表取締役社長を務める株式会社グッドパッチと合弁会社「Muture(ミューチュア)」を設立しました。Muture において、デジタルの専門人材の採用を進めることで、丸井グループのプロダクト開発やアジャイルな働き方の構築支援を進めてまいりましたが、社会課題解決に向け、デジタルの専門人材と仮説検証をくり返していくためには、この取り組みをグループ全体へ波及していくことが必要です。そこで、このたびデジタルと経営の知見をあわせ持つ土屋氏を執行役員 CDXO として招聘することにいたりました。企業経営の中で培われた組織デザインやデジタルサービス、デザイン人材の育成を通じた顧客の価値創造における深い知見をもとに、共にDX戦略の構築や人材育成などを進めることで丸井グループの組織イノベーションとDX を加速させ、インパクトの実現と利益の両立につなげてまいります。

■新任執行役員のご紹介

土屋 尚史 執行役員 CDXO
株式会社グッドパッチ 代表取締役 兼 CEO
長野県佐久市生まれ。Web ディレクターを経て、サンフランシスコに渡りデザイン会社でスタートアップ支援に携わる。
2011年9月に株式会社グッドパッチを設立。「デザインの力を証明する」というミッションを掲げ、さまざまな企業の事業戦略、ソフトウェア開発、ブランド構築を支援し、企業価値の向上に貢献。
2020年6月、デザイン会社として初の東証グロース市場上場。

<コメント>
「DX」というと、新たなソリューションやサービスを生み出すことに目が行きがちですが、それ以上に「変化を生み出せる組織になる」ということが重要です。
この1 年間、合弁会社を通じ、丸井グループにおける人材育成や組織文化の刷新に携わる中で、顧客視点のビジネスを生み出すだけでなく、DX を推進する「組織づくり」の面でも、デザイナーが価値を発揮することを実感しました。
丸井グループは現在、ビジネスモデルの刷新を含めた変革の真っ只中にあり、新規事業も次々生まれるエキサイティングな環境です。歴史ある大企業の変革に携われることを光栄に感じています。これからはCDXO として、すばらしい社員の皆さんのポテンシャルをさらに伸ばす仕組みを考え、丸井グループの「社会課題解決企業」への進化というビジョンを実現するよう、貢献していく所存です。

<丸井グループ 代表取締役社長 青井 浩のコメント>
丸井グループは、インパクトと利益を両立させる社会課題解決企業への進化をめざしています。これを実現するためには、デジタルの力を活かすことが欠かせません。そこで、グッドパッチ社と合弁会社を設立することで、デジタル人材の採用を進めてきました。そして、このたび、グッドパッチの社長である土屋氏を執行役員 CDXOとしてお迎えすることで、デジタルの力を全社的に活かすための組織開発に取り組みます。土屋社長という力強いパートナーに参画いただくことで、社会課題解決企業への進化を実現してまいります。