2023.10.23

中高生向けアプリ開発コンテスト「第13回アプリ甲子園2023」優勝者が決定 ~将来世代とともにインパクトを起こそう~

株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩、以下丸井グループ)が共創投資先であるライフイズテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:水野 雄介、以下ライフイズテック)と共催した「第13回アプリ甲子園2023」において、このたび決勝大会を行い、優勝者および各賞が決定いたしました。

■「アプリ甲子園」とは

「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的として2011年より開催している、日本最大級の中高生向けのアプリ・サービス開発コンテストです。

全国の中高生が開発したアプリを広く募集し、その企画力と技術力を競う「開発部門」と、協賛企業からの課題に対しテクノロジーの力を使って解決できるアイデアを、貢献性と新規性の2つの観点で競い合う「アイデア部門」の2部門で審査が行われました。

10月22日(日)に開催された決勝大会では厳正な審査を勝ち抜いた10チームが登壇し、熱いプレゼンテーションがくり広げられました。

■決勝大会当日の模様

■ 「第13回アプリ甲子園2023」受賞者・作品一覧(敬称略)

【開発部門】

優勝・総務大臣賞 『WaveSync』 本田 輝  高校2年生

『WaveSync』は、すれ違った人が聞いている曲を検知し、アプリ内でその曲を聴けるものです。音楽を聞き過ぎて飽きた時、街中や会話から新しい曲と出会えるように設計されました。ユーザーは他人の音楽をラジオのように聴き、気に入った曲をApple Musicに追加できます。

準優勝 『Karalog』 伊藤 汰海  高校3年生

『Karalog』は、カラオケ愛好者向けの新しいアプリ。歌唱履歴を保存し、次の曲を選びやすくする機能を提供します。友達とのカラオケセッションを楽しむ中で、曲選びに迷う問題に対処するために開発されました。また、他のユーザーの歌唱体験を共有する機能も備え、新しい曲に出会う手助けをします。

第3位 『myPOMO』 髙島 晟輔、田中 優希、梅田 航太郎  高校3年生

『myPOMO』は勉強スケジュールを自動で作成し、勉強を効率的にサポートするアプリです。空き時間や達成度に応じて柔軟にスケジュールを調整でき、計画的な学習を実現します。

技術賞 『Casisu』 田中 ニコ  高校2年生

『Casisu』は部屋をきれいに保つアプリで、ポイントを獲得して植物を育てます。部屋のキレイ度は写真で計測し、計測日を設定して定期的に維持します。片付けはタイマーで管理し、他のユーザーと進捗を共有できます。通知機能もあり、ユーザーの綺麗な生活をサポートします。

協賛企業賞

Cygames 賞 『AniSphere』 井上 蓮太郎  高校3年生

『AniSphere』はアニメファン向けの新しいプラットフォームで、SNSとレビューサイトの特長を組み合わせています。ユーザーは好きなアニメについて自由につぶやきやレビューを投稿でき、ネタバレを隠せます。人気作品をプロモートし、コミュニティ機能も提供しています。

モンスターラボ賞・江崎グリコ賞 『Visual Like』 田中 美幸  高校2年生

このアプリは、好きな人に貢ぎ過ぎる問題や感情の整理が難しい人向けにつくられました。日記感覚で「好き」を記録し、グラフで推移を追えます。最大3人を比較し、客観的な分析が可能です。また、気持ちを吐き出す「書き出し」機能も用意。ユーザーフレンドリーなデザインやプライバシー保護機能も備えています。

【アイデア部門】

モンスターラボ賞 『takeIT』 小田桐 健太郎  高校1年生

課題:テクノロジーを活用してあらゆるボーダー(境界線)を取り払う事業

江崎グリコ賞 『BentoColor』 吉田 祐梨  中学2年生

課題:テクノロジーを活用して、楽しみながら「すこやかな食生活」を送ることができるためのアイデア

大会結果については別紙、ならびに大会HP、YouTube、テレビ放映にてご覧ください。

・大会HP https://applikoshien.jp/
・YouTube(アーカイブ動画URL) https://www.youtube.com/watch?v=s5XI8nl64Io
・テレビ放映 2024年1月28日(日) テレビ東京系列にて放送予定

■ 大会に込めた想い

丸井グループは、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画において、サステナビリティとWell-beingにかかわる目標を「インパクト」として掲げておりそのテーマの一つが「将来世代の未来を共に創る」というものです。私たちにとって未来そのものであり希望でもある将来世代をステークホルダーと考え、共に新たな価値創造に向けた取り組みを進めております。

その一環として、一昨年にスポンサー企業として初参画、昨年からはライフイズテック社との共同開催社という形で大会に携わってまいりました。特に今年の大会は、昨年よりも多くの学生にご応募いただき非常にレベルの高い作品と想いのこもったプレゼンテーションがくり広げられる大会となりました。また、前回に引き続き今回も、過去最多となる29の企業や団体の皆さまに協賛・特別協賛としてご支援をいただき、より一層大会を盛り上げることができました。

今後も大会への共感の輪を拡大していくことで、社会全体で将来世代を力強く応援してまいります。

■ 決勝大会概要

開催日時:2023年10月22日(日) 13:00~18:00
実施会場:東京国際交流館プラザ平成 3階 国際交流会議場
主  催:株式会社丸井グループ、ライフイズテック株式会社
総合司会:清水麻美子 氏 須貝 駿貴 氏(QuizKnock)
開発部門審査員
【審査員長】
パノラマティクス 主宰 齋藤 精一 氏
【審査員】
事業構想大学院大学学長 田中 里沙 氏
Microsoft / Cloud Developer Advocate 千代田まどか(ちょまど) 氏
慶應義塾大学環境情報学部教授 / 博士(政策・メディア) 中澤 仁 氏
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授 鷲崎 弘宜 氏
【技術審査員】
株式会社イエソド代表取締役
株式会社UB Ventures テクノロジーパートナー、竹内 秀行 氏